スコトーマを体感した日 〜傘が消えた!?〜

こんにちは、苫米地式認定コーチ補の松下です。
今日は「スコトーマ(心理的盲点)」を体感した出来事についてお話しします。

最近は雨の日が多く、傘を使う機会が増えてきました。
そんな中で、ちょっとした出来事がありました。

傘が…ない!

昨日、私は銀行に行きました。車で向かい、到着して傘をさしながら銀行へ入り、傘立てに傘を置いた記憶があります。
しかし、それ以降、傘に関する記憶はありません。

そして今日。外に出かけようとしたときに、いつも使っている傘がないことに気づいたのです。長く使ってきた、お気に入りの傘です。

「そうだ、昨日銀行の傘立てに置いたはずだ。まだそこにあるかもしれない!」
そう思い込んで、私は急いで車に乗り込み、銀行へ向かいました。

傘は…どこにもない!

銀行に着き、外に置いてある傘立てを確認しましたが…そこに傘はありません。
「もう回収されたのかもしれない」と思い、窓口で尋ねてみましたが、「そのようなお忘れ物はありません」とのこと。
「誰かが持って行ってしまったのかもしれないな」と、あきらめて肩の力が抜けました。

その瞬間、ふと思いついたのです。

「もしかして…車の中にあるんじゃないか?」

驚きの結末

思い返せば、私は昨日も車で銀行に来ています。
傘立てから傘を取ったかどうかは記憶にない。

すぐに車へ戻って後部座席を見てみると……
ありました。お気に入りの傘が、後部座席の上にポンと……

今日、車に乗り込んだ時、私はリュックを後部座席に置きました。
そのときにも、すぐ目の前に傘があったはずなのに――私はそれに全く気づきませんでした。

「ない」と思い込んだら「見えない」

そのとき、私のマインドは完全に「傘は銀行の傘立てにある!」と思い込んでいました。
「すぐに取りに行かないと!」「長年使ってきたお気に入りの傘だし!」という思いが強すぎて、目の前の傘が見えなくなっていたのです。

まさに、強烈なスコトーマ(心理的盲点)

普段はあまり意識することのないこの現象を、久しぶりに強く体感した瞬間でした。

気づきをあなたにも

この体験を通して、「何かが見えない」「方法が見つからない」と思ったときこそ、一度深呼吸して落ち着くことの大切さを感じました。

もしかしたら、それは――すでに目の前にあるのかもしれません。
視点を上げたり、ずらしたり、リラックスしたり、「ある」と思い込んでみたりすると、「ポンっと」突然に目の前に出てきたりします。楽しいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんも、スコトーマに気づいたら、ぜひその体験を大切にしてみてください。

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苫米地式コーチング認定コーチ補 松下哲也 

名古屋拠点に活動中

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