「口癖」が未来をつくる 〜言葉が人生を形づけている〜

苫米地式コーチング認定コーチ補の松下です。
今日は何気ないときに、ふと口から出る言葉「口癖」についてです。
あなたは、「自分の口癖」に意識を向けたことがありますか?

たとえば、

  • 「どうせ自分には無理だよ」
  • 「めんどくさいなあ」
  • 「また失敗するかも…」

こんな言葉を、無意識のうちに繰り返してはいないでしょうか?


コーチングでは「口癖」を「セルフトーク」と呼びます

コーチングでは、このような“自分に対するつぶやき”を【セルフトーク】と呼びます。
セルフトークは、あなた自身の【セルフイメージ】に強く影響を与えています。

もっと言えば、口癖はセルフイメージそのものをつくっている――
つまり、言葉があなたの人生を形づくっているとも言えるのです。


言葉が脳に与える指令とは?

脳はとても素直な器官です。
「どうせ無理」と口にすれば、「無理な理由」や「失敗の前提」を探し出し、「できるかも!」と言えば、今度は「できるための方法」や「希望」を見つけにいきます。
また、脳は他人に向けて発した言葉と自分に向けて発した言葉の区別ができないので、他人を批判する言葉を多く発していると、自分を引き下げてしまうことになります。

この仕組みを知っていると、口癖の重要さがよくわかりますよね。
口癖は、未来の選択肢を増やすことも、狭めることもあるのです。


まずは「気づくこと」から始めよう

ここで大切なのは、
いきなり“ポジティブな言葉だけを使う!”と無理に頑張ることではありません。

大事なのは、まず自分の口癖に気づくこと

・失敗したとき、どんな言葉をつぶやいているか?
・人に相談されたとき、どんな反応を返しているか?
・朝起きた瞬間に出る言葉は?

こうした日常の小さな場面に、自分を縛っている“言葉のクセ”が隠れています。


「気付く」ためのおススメなワーク

まずは紙とペンを用意してください。
例えば、1分間、自分が心の中で発している言葉を書き続けてください。
今思ったこと、「なんのために?」とか「何書こう?」とか、とにかく思いついたものは全部書いてください。
時間が経過した後、見直してください。
それは、あなたの内なる言葉、口癖が外部化されたものです。
あなたの口癖は「ポジティブ」でしたか?「ネガティブ」でしたか?
書き出すことで、客観的に自分の口癖を見直すことができます。
時間は何分でも構いません。たまにやってみてください。その日によっても出てくる言葉が違うかもしれませんね。


今日から「やめてみてほしい言葉」があります

ここまで読んでくださったあなたに、ぜひ実践していただきたいことがあります。

それは、次の言葉を【口にしない】ようにすることです。

✅ 4D(フォー・ディー)

  • だめ
  • でも
  • どうせ
  • だって

✅ 3M(スリー・エム)

  • 無理
  • 無駄
  • 難しい

これらの言葉は、自分自身の可能性にフタをしてしまう【思考停止ワード】です。

まずは【使わない】と決めること。
それだけで、あなたのセルフトークは少しずつ変わり始めます。
そして、その変化はあなたの思考、行動、未来にまで影響していくのです。


言葉は、未来への“種まき”です

口癖は、今のあなたの「無意識の前提」を映し出す鏡です。
そして、未来に向けてどんな種をまくかは、あなた自身が決められます。

「無理」と言いたくなったときは、
一呼吸おいて、「何か他に方法があるはずだ。やってみよう!」に変える。

その小さな一歩が、大きな変化への扉になります。


最後に

あなたが今日から選ぶ言葉は、
明日のあなたの在り方をつくります。

まずは自分の「口癖」に気づくところから始めてみましょう。

あなたが自分の言葉で、自分の未来を作り上げていくことを、心から応援しています。

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苫米地式コーチング認定コーチ補 松下哲也 

名古屋拠点に活動中

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ホームページ  https://matsushita-coaching.com/

メールアドレス coach.matsushita@gmail.com 

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